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視覚障害者の職業としてのはり・きゅう・マッサージ

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視覚障害者の職業としてのはり・きゅう・マッサージ

江戸時代以前から鍼、灸、マッサージ(あんま)は視覚障害者の職業として発達してきました。

日本人の繊細でデリケートな感受性にマッチした、細い鍼を用いた技術である「管鍼方」は、江戸時代に視覚障害者である杉山和一が研究開発したものです。杉山は後に将軍を診察する役割を担う「御殿医」となり高い地位につきました。
「管鍼方」は、その優れた特色から現在も日本はもとより世界中で用いられています。
明治時代に入ると教育システムの整備が始まり、最初に京都にそして東京に、視覚障害者の教育区間として盲学校が誕生しました。東京の盲学校は後に東京教育大学の付属を経て、現在はつくば大学付属になっています。

盲学校では職業教育として鍼、灸、マッサージ(按摩)を教えてきました。
現在盲学校は全国に公立、私立あわせて80校近くあり、その他国立の機関や大学で、職業教育として視覚障害者に鍼、灸、あんまマッサージ指圧などを教え、国家免許を取得するための受験資格が得られるようになっています。

町や病院などで視覚障害者の鍼、灸、マッサージ師をよく見かけることがあるのはこんな理由があるのです。

小澤繁之

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